中古車販売に関わる諸問題
- 修復歴車、重要瑕疵事項のある車両(ニコイチ車、盗難車、水没車、ヒョウ害車等)
- 中古車では、交通事故で破損した自動車(事故車)を修理して販売する場合があるが、
この事故を隠して販売した場合、その取引が問題視される。事故車の場合は事故によって
目だった破損の他に、気付かれ難い欠陥がある場合があり、消費者がそれを知らずに使用していて、
機械的な問題から事故を起こす危険が伴う事もあるためである。またニコイチ車、盗難車や水没車も経歴を
隠してオークション市場に流れることもある。
- 中古車の販売については、事故歴を隠して販売する以外にも、走行距離計(オドメーター)
の数字を巻き戻し、走行距離を短く見せかけて販売(いわゆるメーター戻し)することも多く、
故障が発生して修理する際に、表示上の走行距離以上に部品が消耗していることが発覚するなど、
トラブルが絶えない。(なお、年式の割に走行距離が極端に短い(年間で2000-3000キロ程度)
車も要注意。巻き戻しがされていなくても、頻繁に乗らないからという理由で
保守が十分にされていない場合もある(潤滑油など油脂類が、運転させなくても
時間の経過とともに劣化するため))その他、過去の整備履歴を記した整備手帳が
処分されて整備状況がわからないなど多くの問題を抱える。現在では
日本オートオークション協議会が中心となり、走行メーター管理システムによる自動車オークション
経由での走行距離の不正を防止する動きがある。
- 一方、日本では自動車においては、環境負荷の低減方策については、修理などによる長期的な
使用よりも新車への置き換えが政策的に進められている(新車登録からガソリンエンジンで13年、
ディーゼルエンジンで11年経過後の自動車税の割増措置など)。この一環である NOx規制の関係で、
関東地方や関西地方などでは、機能的には全く問題がないにもかかわらず古い自動車の
変更登録ができなくなりつつあるため、中古車販売市場が規制対象外の地方に限定される問題がある。
規制対象となるのはトラック/バンやバス、ディーゼルエンジン搭載乗用車であり、
とりわけ地方のバス会社では経営が苦しいために新車の購入がままならず、20年以上も使い続けて
いる社も多いために、大都市で10年程度使用した規制不適合の中古バスを譲り受けて入れ替える場合が多い。
しかし、2005年に石原慎太郎東京都知事が「規制対象のディーゼル車を地方で再利用しているのは、
公害問題も地方に移転しているようなものだ」と発言したことから、都営バスのように
地方バス会社への中古車売却を認めなくなったケースも出ている。
(Wikipedia より)
中古車豆知識